快適な塗装環境を作る。自作塗装ブースにスイッチ、照明を取り付け。売れるくらいのクォリティを目指す!番外編です。

こんにちは。TAKESHIです。

前回、ようやく完成した自作塗装ブース5号機。

より快適な使いやすさを求め、更に追加工作を行います。

目指すのは売れるくらいのクォリティ!

今回も電気屋さんの協力の下、制作していきます。

使いやすさを加えた完全版を作ります。

前回までの波乱の記事は↓からどうぞ。読んでもらえると更に面白く記事が読めるハズ(笑)

コンプレッサー編

自作塗装ブース編

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スイッチの選定。小さいスイッチって見つかりません…。

せっかくこの換気扇に強弱の切り替えがあるのに

どちらか一方しか使わないというのは勿体ないです。

なるべく手元で操作を行いたいので小さいスイッチを探すことにしました。

自作塗装ブースをネットで検索して出てくる画像もなかなか参考になるような

作りの物はありませんでした。

ほぼ全て、よくあるコンセントのボックスにスイッチが付けてある物。

取り回しも悪いし、見た目もイマイチ。

こんな箱ですね。

こんな大きな物を付けたくないので却下。

このボックスのコードを延長して手元に置いて操作するという方もいましたが、却下。

コードが邪魔になるし…。

自動車用のスイッチでも調べましたが、使用するには電圧を落とすコンデンサーが必要みたいです。

LED照明などのコンデンサーと併用できれば良いなとも思いましたが、専門的な知識がないので

断念。無念。

デザインはおしゃれな物が多いのですけどね〜。

勤め先に詳しい子がいたので聞いてみると

「かじった程度なんで自信はないッス(笑)」

残念…。

他の物を探します。

お馴染みの電気屋さんにも聞いてみたのですが、制御系を設計するのは苦手だそうで…。

う〜ん。困った。

何も進まないまま、ネット検索に没頭し、数日が経過します。

仕事帰りに電気屋さんに出会いました。

電気屋さん「どうよ?良いの見つかった?」

僕「無いですねぇ…。諦め気味です。」

電気屋さん「小さいスイッチなら洗面所とかのスイッチとかじゃダメなの?」

!!!!

あ…

そうか。

換気扇用って事、小さいスイッチのみに囚われ過ぎていて

他の家具などからの応用を見過ごしていた事に気が付きました。

僕「それ!どんなのがありますか?」

電気屋さん「ちょっと待ってよ〜。ちょうどカタログあるから」

見せてもらうと

程よい大きさの物が見つかりました。

僕「コレ!コレお願いします。あ、スイッチって3つ付けれますかね?」

電気屋さん「あるある。カバーもちょうど良いのがあるよ」

また助けられてしまいました(笑)

照明用、強弱切り替え、電源のスイッチとカバーを注文。

取り付け用の金具も必要という事で合わせて注文。

到着を待ちます。

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照明の選定。なぜUSB接続の物が多いの??

スイッチが届く間に照明の選定をします。

出来ればシンプルにスイッチと接続できる物が欲しい。

この照明の選定も難しいです。

ケルビンとかルクスとかルーメンとか〜。

よくわからないので、手元を照らす物でちょうど良い明るさの数値を探します。

調べた結果、400ルーメンがちょうど良いと分かりました。

照明の色は無難に昼白色。

※照明専門のHPで調べたので間違い無いかと思いますが、参考程度でお願いします。

室内の明かりもあるのであまりにも明るい照明はこれで候補から外せます。

ですが

良い物はあるのですが、どれもこれもUSB接続、アダプター付きの物ばかりです。

LEDテープが最も場所を取らないで済み、好きな長さでカット出来るのですが

ここでも電圧の壁が立ちはだかります。

ほぼほぼ車用。

家庭用の電源につなげる物も見つかりましたが、切断箇所が50㎝間隔。

ちょっとサイズオーバー。

お値段もちょっと高い。

まぁ、ゆっくり探すかなぁ…。

諦めかけていた時、撮影用のライトに使っている照明に気が付きました。

これ、LEDだったよなぁ。

分解してみると400ルーメンと昼白色の表示もあります。

採用です(笑)

お金かからないしね〜。

スイッチも付いていましたが、引っ張るタイプなので切断してオミット。

使用部品はLED基板×2、コンデンサー。

コレを使いやすいように加工していきます。

LED照明の加工。邪魔な配線をキレイに束ねる。

この配線を反対側へ持っていき、スイッチへ差し込めるよう先端を剥きます。

端子をつけます。

こんな感じに。

LED基板は配線隠しのモールに両面テープで貼り付け。

空洞を利用して配線を通しました。

コンデンサーはボックスとして使用したかったので一枚プラ板を貼り付けてあります。

最終的にこうなりました。

ちょっと不格好ですが…。目立たないので(笑)

スイッチの到着を待ち、設置していきます。

スイッチ到着。積極的に協力してくれる電気屋さん(笑)

ピコン。

仕事中にラインが入りました。

電気屋さん「スイッチ入荷しました。つける位置決まっていればサクッと穴開けて配線するよ」

もうかなり積極的に協力してくれます。

平日だったので仕事で帰りが遅くなってしまうと返信したのですが

それでもOKだそうです(笑)

帰ってきた時点で連絡したらすぐに来てくれました。

この時、初めて稼働可能な自作塗装ブース5号機をお披露目。

電気屋さん「すごいな…。これなら売れるんじゃない??」

僕「売れますかね?ちょっと考えてみます(笑)」

ネロブースとか良いブースが出回っている中、売れるのか分かりませんが

前向きに考えていこうとちょっと思案中。

サクッと穴を開けていきます。便利な道具があるなぁ…。ちょっと欲しい!

サクッと取り付け、サクッと配線!!

これでイメージしていたスイッチの位置へ配置できました。

問題なく動きます。

ここでお世話になった電気屋さんの作業は全て終了。

電気屋さん「久しぶりに楽しかったよ。また何か困ったら言ってな」

僕「こちらこそ、ホント色々助かりました。電気屋さん居なかったら完成してなかったです」

電気屋さん「途中から楽しくなってきちゃってさぁ(笑)気になってしょうがなかったんだよ」

僕「やっぱりですか(笑)」

お互い満足できる結果になり良かった。

しかし、僕の作業はまだまだ残っています。

見た目がよくある普通のスイッチなので塗装して一手間加えることにしました。

塗装の前に照明の取り付けをして塗装に挑みたいと思います。

試し吹きの前に照明の取り付け。ゴチャゴチャして面倒です。

取り付けるだけの状態にまでしておいたので配置を決めて取り付けました。

スイッチの裏側がゴチャゴチャしていて見栄えが悪いですが、目立たないのでOK(笑)

しばらく使用して塗料が付くようならカバーを製作しようと思います。

これくらいならプラ板でなんとかなりそうです。

ついでに丸見えのユニットへ繋がる配線も配線モールで隠しました。

吸引力にかなり余裕がありそうなので、配線を内側に持っていったというわけです。

点灯チェックも問題無し。

狙い通りの明るさでちょうど良いです。

ただ、やっぱりゴチャゴチャしてて気になります。

カバー作ろうかなぁ…。悩む…。

スイッチを塗装し、統一感を!試し吹きの感想。スゴいよ(笑)

換気扇自体が金属製でシルバーなのでそれに合わせてスイッチを塗装することにします。

電気屋さんに塗装しても大丈夫なのか尋ねたところ、大丈夫だそうです。

スイッチはクリアカバーが付いている物を選んだので裏側を塗ることにします。

シルバー → ブラックの順番です。

クリアカバーをクリアの代わりにしようと思います。

同じ色味になるか不安ですが。

スイッチの枠も塗っていきます。

こちらは

ブラック → シルバー → ラッカークリアの順番。

ここで初めての塗装実験。

感想は

スゴい!!防毒マスクいらないんじゃ無いか?

です(笑)

もちろん着けるに越したことはありませんけど。

それほどの性能にまで持っていけたという事。

これは事実。夢ではありません(笑)

スイッチカバー程度の小さいパーツの塗装ではシンナー臭は無し。

無しですよ?本当に驚きました。

スイッチの枠ほどの大きいパーツになると若干シンナー臭がしますがすぐに消えます。

今までの事を思えばストレスは皆無です!!

やってやりました!!

最高の気分です(笑)

さぁ、後は仕上げるのみです!

自作塗装ブース5号機完全版!!完成!

塗装した部品の乾燥を待ち、パーツをはめ込んでいきます。

最後の枠の取り付けがなかなか上手くいかなくて焦りましたが、最後は力技で

えい!っと叩き入れました(笑)

こういうのは思い切りが必要な時もあるのです!

塗膜の剥がれが心配でしたが大丈なようです。

スイッチカバーも同じような発色をしてくれました。

ようやく完全版完成です。

電源のスイッチは入れると点灯します。本当は青が良かったけど。無いのでしょうがない。

向かって左側から

照明 強弱切替 電源

という配置にしました。

全体。

MDFボードの素材色とシルバーの二色構成で統一感ある仕上がりにできました。

う〜ん。カッコいい!!(完全に自己満足w)

苦労した分、補正入ってます。

他の方がどう思うか分かりませんが僕にはとてもカッコよく映ってます!!

無駄にスイッチをパチパチいじってしまいます。

どれだけ嬉しいんだ(笑)

これだけ明るければ撮影もいけるか?試しに撮影。

下からも光が必要ですね。顔が暗くなってしまいます。

レフ板でいけるかな?

今後色々試していきますね。

まとめ

4回にわたって記事を投稿してきました。

思い返してみれば

2回目の時点で諦めてしまおうかという気持ちとの戦いでした。

まさかあれだけの失敗を繰り返すことになろうとは思っていませんでしたので。

サクッと作って出来たよー!的な記事になる予定だったのに(笑)

電気屋さんをいつの間にか巻き込んでのドタバタ劇になってしまいましたが

面白い記事にできたかな?

ホント色々あって、とても思い入れのある自作塗装ブースとなりました。

性能や分解整備の紹介などをもう少し使い込んでみて

まとめた記事をあげる予定でいます。

※2021/6/1加筆。分解清掃の記事をupしました。コチラ

要点だけを知りたい方もいるかも?しれませんので(笑)

より使いやすく

快適な塗装環境が整いました。

今後、更なるいい作品を作っていこうと思いますので

よろしくお願いいたします。

長い記事にお付き合いくださりありがとうございました。

それでは!

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