こんにちはTAKESHIです。
今日は模型製作(ガンプラ)での塗装前に行うパーツ洗浄について話そうと思います。
塗装を行う前には必ずパーツを手で触ったり、整面作業(ヤスリがけ)などを行いますよね。
そのままサフを吹き付けたり、塗装をしたりする人も多いかと思います。
結果、指紋や塗装のハジキが出てしまったり、ディテールの溝とかに削りカスが詰まっていたりして
「しまった〜」
って思った方いると思います。
僕も何度か経験しパーツ洗浄を行うようになりました。
せっかく作ってきた物を台無しにしない為にも
パーツ洗浄。することをオススメします。
今回のお話は
製作工程で整面作業、改修、改造、サフ入れなどを行った人向けの記事になります。
もちろん聞いておいて損する話ではないので
最後まで読んでもらえたらと思います。
パーツ洗浄する事でリスクを減らす。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/4619AE8B-0709-4626-A400-DEFDDC2DE532-800x902.jpeg)
今回登場するのはこの機体。
MG OOガンダムです。
このブログでは初登場ですね。
現在、MG OOライザーを製作中です。
作業工程などをまた改めて記事にしようと思います。
写真の物は設定画を参考に改修などを行いました。
詳細はまた今度にします(笑)
このOOガンダム。
分解してすぐ塗装という訳にはいきません。
分解後
サフェーサーの最終研ぎ出しを行います。
サフェーサーを吹き付けたとはいえ、パーツ表面はサフェーサーによって均一な面では無くなっています。
いくら綺麗に吹き付けたつもりでも表面がザラザラになっていたりする訳です。
そこで最終的に#1000以上のペーパーを使い最終的な研ぎ出しを行います。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/555E640A-9BCB-46E3-B89B-0D82BD2F4B87-800x599.jpeg)
バラして研磨して。
時間かかりました…。
サフ入れたの後悔してます…。
ここまでの工程。
整面作業(やすりがけ、ペーパー処理)、改造、改修、サフ入れ。
当然、汚れています。
削りカス、手垢、手脂などなど。
これらの汚れをパーツ洗浄する事によって
トラブル
- 油分によるハジキ、クレーター
- 削りカスによる塗料密着不良
を100%ではありませんが防ぐことができます。
リスクを減らす事で成功率を底上げします。
超音波洗浄機
大きめのボウルにパーツを入れて歯磨きブラシなどでゴシゴシしてもいいのですが
とても気が遠くなる作業になってしまいます。
そこでオススメしたいのが超音波洗浄機です。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/60C9D51D-6B02-44B9-B885-3C2B801AC05B-800x711.jpeg)
メガネ屋さん、ホームセンターなどで手に入れることができます。
僕は探していた時にちょうどキズありで安売りしてた物に出会えたので即購入しました。
黄ばみが酷いですが長年愛用している証拠だと思ってください(笑)
メガネや腕時計、貴金属などを綺麗に洗浄する事が目的なのですが、コレを
模型(ガンプラなど)のパーツ洗浄に転用します。
※補足
模型専用として業務用のもっと高価な物もあります。
もっと大型で洗浄能力が高いです。
使った事はありませんので感想は言えませんが、現状この洗浄機で不満は感じませんので必要性も感じません。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/9869D723-8E17-40BE-A04E-D365729EC105-800x579.jpeg)
フタを開けるとこんな感じです。
水切りのトレイも付属していました。
ガンプラとかパーツ量が多いですから。
一度にゴッソリ取り出せる!
超便利(笑)
パーツ洗浄
さっそくパーツを詰め込み洗います
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/0E495200-186B-4694-BBC8-8E8B779EC4B4-800x910.jpeg)
今回はMG(マスターグレード)なのでパーツが多くて一度では洗いきれませんでした。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/3CA8FD08-D133-490F-B857-5E2BA66E4F58-800x989.jpeg)
水と中性洗剤を数的垂らし準備完了です。
水と中性洗剤を混ぜた物をペットボトルに作っておくと楽です。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/B96306CC-5F6E-4ED4-AC10-70C641470FA1-800x966.jpeg)
タイマーをセットしてスイッチオン!!
写真は380秒になってますが実際はもう少し長く設定しました。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/215EF0E6-E8BD-411D-A671-BFC08AE54C58-800x1056.jpeg)
水面が揺らいでいるのが確認できますかね?
ジジジジって音と共に振動しています。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/3E154155-659D-4525-A0CF-BDF3A80F68AC-800x422.jpeg)
合計3回も洗うことになってしまいましたが、無事に洗浄が終わりました。
強制乾燥させる道具もあります。
クレオスのMr.ドライブース、食器乾燥機などです。
僕は熱による変形が怖いので自然乾燥させています。
急がば回れ。
ビンボーモデリング!!
乾燥後、塗装に入ります。
このパーツ量…
時間かかりそうですね(笑)
まとめ
ここまで工程を見てもらいましたが、効果の程はよく分かりませんよね。
洗浄後の写真を撮ってみました。
![](https://modellers-life.com/wp-content/uploads/2020/07/2F89F6D0-7883-4113-B7EF-C7C662FA0FCB-800x1014.jpeg)
濁ってる上に底に削りカスなどが確認できます。
コレだけ汚れがあったという事ですね。
油分も中性洗剤で落ちているでしょうから
- 油分
- 削りカス(ゴミ)
は全てとは言えませんが十分落とせたはずです。
洗浄する事で失敗する原因を2つ取り除く事ができました。
たった2つのことですが
どれか一つでも当てはまってしまったら失敗となる危険を秘めています。
その危険を取り除く事ができたのですから洗浄する価値は有ります。
塗装は今まで行ってきた事が正直に結果に出てきてしまいます。
目に見える形となってです。
塗装して
あー、やっぱりやっておけばよかった。
って思った事が誰にでもあるはず。
僕も何度も何度も思った事です。
その度にやり直し、余計に時間が掛かってしまった経験多数です(笑)
時間をかけて作ってきた作品ですので後悔のないよう仕上げたいですよね。
この記事を見てパーツ洗浄の必要性を感じてもらう事ができ、実践してもらえればと
いいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
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