こんにちはTAKESHIです。
初連載企画として進めてきた記事も今回で完結します。
今回は塗装が終了し、スミイレからのスタートです。
塗装が自分の満足できる出来だったようで、息子のテンションは爆上がり!
モチベーション急上昇中です。
果たして無事に完成できるのか?
塗装の薄い箇所もあったのでプラの割れが起きるかもしれないと
お父さんはちょっとドキドキしています(笑)
前期までの記事は↓のリンクからどうぞ。
仮組編
塗装編
初めてのスミイレ
純粋に塗装する楽しさを体感して欲しかったので
スミイレで使うエナメル塗料は
僕がガンプラ用に調合、調整した物を使います。
タミヤのスミイレ用エナメル塗料。
これをグレイ、ダークグレイ、黒の三色で調合した物です。
黒だとハッキリしすぎるし、グレイは薄い、ダークグレイは濃すぎるので
ミックス(笑)
今回もガンプラに正座で挑みます(笑)
やり方を教えた後、緊張した感じで作業しています。
一度説明しながら僕がやってみました。
僕「このスミイレって作業、面白くてね、スミイレしたい所にチョンと色を乗せてあげると(チョン)こうやってスーッと流れていくんだよ。」
息子「おおー!おもしろ〜い!!」
僕「毛細管現象と言ってね、どうたらこうたら…」
息子「ふ〜ん、よく分かんないからいいよ説明は…」
僕「え…そ、そうか(ちょっとショック)じゃぁ、やってみて」
難しいお話は遠慮されてしまいましたが、スミイレが面白いという事は分かってもらえたようです。
もう、休憩もせずに黙々とスミイレしてます。
余程面白かったのでしょうか?
全体の4分の1くらい終わったところで声をかけます。
僕「ある程度乾いた物から拭き取りして行こうか」
息子「何で??」
僕「綿棒!」
息子「ああ、それでお父さんの部屋には綿棒がたくさんあるんだね!」
僕「そうだけど、なんだと思ってたの?」
息子「仕事で耳が汚れてたくさん耳掃除してると思ってた(笑)」
息子の長年の疑問が解消されたようです…。
僕「完璧に乾いちゃうと拭き取りしにくくなるから、スミイレと拭き取りを交互にやった方が良いんだよ」
息子「へ〜」
僕「拭き取る所が汚れてきたらバンバン交換していいからね。汚いと拭き取り出来ないから。スミイレした周りが汚くなる」
息子「なるほど」
一通り説明し終えたので僕は暇になり、終了まで待機。
塗装が薄い箇所があった白の塗装したパーツがエナメル浸食による
割れが起きないか心配でしたが無事に終了。
いよいよ待望?の組み立てです。
ついに完成!予想外の良いできに息子感動(笑)
組み立ては慣れた物でサクサクっと終わらせました。
迷いなく組み立て終了。
息子「出来た!!スッゲェ!!カッコいい!!!!」
僕「ビクッ!あぁビックリしたぁ…」
ここ最近、思春期に入ったせいか恥ずかしいからか感情をあまり出さない息子ですが
余程嬉しかったのか久しぶりに興奮してる(笑)
これだけ喜んでもらえると教えた甲斐があったという物ですね。
僕「おめでとう。どう?この達成感。気持ちいいでしょ?」
息子「うん。これはいい物だ…」
マ・クベの名言出ました(大笑)
息子はファーストガンダム見ていないのですが
余程満足したのか名言出ちゃいました!!
完成した物がこちら↓
完成写真
初めての塗装でここまで仕上げる事が出来ました
ちょっと正直、驚いています。
よく頑張ったね。
まとめ。完成して思った事。
今回は純粋に塗装を楽しんでもらうと言う、息子には伝えなかったテーマがあります。
その目的は達成できたかなと。
一通りの作業を教えながらやってきた訳ですが
塗装自体はさほど難しくはない。
という結論です。
経験者がそばに居たという事もありますけどね。
では何が難しいのか?
塗装に至るまでの調色、シンナーなどの溶剤の希釈が難しいのではないでしょうか。
今回、その調色、溶剤希釈といった作業は僕が行いました。
狙った色を出すのは初心者には無理でしょうし、希釈率も知識と経験がないと難しいでしょう。
調色については、現在様々なカラーが発売されていますので
自分の気に入った色を購入する事でカバーする事ができます。
では、シンナーなどの溶剤の希釈率は?
模型誌、書籍などに希釈率の目安は書かれています。
しかし、実際には人によって希釈率は違います。
目安に対して大きく外れるという事もないですが。
自分の吹きやすい希釈量は人によって様々なので数値化することは難しいんですね。
その自分に吹きやすい希釈量を見つける事が初心者の方にとって難しいのかなと思います。
でも
難しいけど、これは自然と克服できる事です。
経験により自然と身につく
これは間違いありません。
もちろん、正しく使うために知識があった方がいいと思いますけどね。
塗装に興味がある方
まずはやってみませんか?
塗装を行うまでに必要な道具類など揃えるのはなかなかハードルは
なかなか高いと思います。
それらを乗り越える為、あれこれ考えるのも楽しいですよ?
やってみたいという思いがあるのであれば
やりましょう。
きっと楽しいはずです。
この記事が誰かのきっかけになれば嬉しいな。
後日談
完成から数日後…
フラッと僕の部屋へ息子が来ました。
息子「また何か塗りたいんだよねぇ…」
僕「お、いいんじゃない?道具はありますよ〜」
息子「作る物が決まったらまた来るね!」
僕「いつでもどうぞ(笑)」
楽しさは十分に伝わったようです。
模型仲間が身近に増えて嬉しい〜。
またその数日後…
息子「決まったよ!!次はMG(マスターグレード)デスサイズ・ヘルカスタム!!」
僕「ちょと待て、最近売ってないだろ?どうやって手に入れるの??」
息子「9月に再販されるって!」
スゴい…下調べまで…
次回作はMGに決まったようです。
おい、いきなりハードル上げすぎじゃないか??
どうなることやら…
まぁ、作りたいなら作ればいいと思います。
お父さんも新たにできた模型仲間とまたお役に立てるよう、お付き合いいたしましょう!
一緒にモデラーズライフを楽しんでいきたいですからね。
また、記事にしよう(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
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